2026年10月24日(土) 朝のAIニュースまとめ
AIニュース今日の要点

- OpenAIの社内エージェント監視を外部が検査し、監視を外せる穴が見つかる — METRとRedwood Researchが3週間、OpenAIの中で監視の仕組みを攻めました。監視を切れる設定や、見張られていない処理が報告されています。
- 米大手銀行が、パスワードを預かったAIエージェントのアクセスを制限 — 利用者がAIにログイン情報を渡して使う例が増え、銀行は止めたり、「読み取り専用」に切り替えたりし始めました。
- Claudeが123のOSSライブラリで「落ちない」ことを数学的に証明 — テストで探すのではなく、証明で「この条件ではクラッシュしない」と示す方法が、大きな規模で回り始めました。
今日のツールコーナー
ChatGPT・Claude・Codex・Cursor・Gemini・Grokと注目AIツールの、すぐ使える新機能。公式の更新履歴(日付つき)をもとにしています。日付は日本時間の朝6時までに出たものです。
今日のClaude
新しい Claude Code 2.1.309(10/22米国時間):中身の多くは、サンドボックスと権限チェックの穴をふさぐ修正です。たとえば、サンドボックス内のBashが、毎回シェルの起動ファイル(.zshrc など)をサンドボックスの外で実行していた問題が直りました。使い方が変わる点は次の3つです。
claude ultrareviewは、作業フォルダを「信頼する」確認が必要になりました。スクリプトからは--trust-workspaceを付けます(PR番号やブランチ名はその前に書きます)。- DesktopアプリとVS Codeの「権限確認を省くモード」で、危険な
rm/rmdirはすぐに拒否され、書き直しのヒントが出ます。 sed -iは普通のBashコマンドとして確認を求めるようになり、/rewindでは元に戻りません。
claude update
claude --version
# スクリプトから ultrareview を使う場合(PR番号は先に書く)
claude ultrareview 123 --trust-workspace
出典: Claude Code 更新履歴
今日のCodex
新しい Codex CLI 0.164.0(10/23米国時間):よく使う指示やスラッシュコマンドを、番号つきの10個の枠「/presets」に保存して、キーボードのメニューからすぐ呼び出せます。/model と /permissions には、モデル・考える深さ・速さ・権限の設定を、その場で引数として書けるようになりました。リモートでのBash実行中に、認証情報を伏せ字にする機能も入っています。
npm install -g @openai/codex@0.164.0
codex
# 起動したら入力して、保存の枠を開く
/presets
引数の細かい書き方は、更新履歴にまだ例がありません未確認。
出典: Codex リリースノート
今日のCursor
新しい Cursor CLI v2026.10.22:既にあるCloud Agentの環境に、環境ファイルを入れ直せるようになりました。名前と対象のリポジトリはそのまま残ります。自分のPCなどで動かすワーカーは、agent login か agent team switch で選んだチームで登録されるようになりました。日付は10/22付けで、前回の記事の時点では確認できていなかった分です。
agent update
agent env list
agent env deploy --env <環境のID>
出典: Cursor CLI 更新履歴
今日のGemini
新しい Gemini Notebookが「接続アプリ」に(10/23米国時間):ニュースの中身は分野別ニュースの「文章・ライティング」にまとめています。試し方だけ載せます。
Geminiアプリのチャット欄で:
@Gemini Notebook 太陽光発電の市場動向についてノートブックを作って
@Gemini Notebook このチャットの内容を、そのノートブックに追加して
@Gemini Notebook そのノートブックの資料の一覧を見せて
出典: 9to5Google
自動化の目: 今日の更新は、どれも「エージェントに任せる範囲の線引き」です。Claude Codeは確認を省くモードでも危ない削除を止め、Codexは認証情報を伏せます。完全自律を目指すときも、削除・送信・支払いは人の承認を残す設計が前提です。
分野別ニュース
16の分野を決まった順に並べています。各分野の一覧は分野ページへ。
この日の分野: 🎬 動画 / 🎨 画像・イラスト・デザイン / ✍️ 文章・ライティング / 📊 表計算・業務効率化 / 📣 マーケティング / 💻 AIコーディング・開発 / 🎙️ 音声・音楽 / 🤖 ロボット / 🚗 自動運転・モビリティ / 🧠 汎用AIモデル・アシスタント / 🔌 半導体・インフラ / 🔬 研究・科学 / 🩺 医療・健康 / 📈 投資・企業動向(AI成長テーマ) / 💱 フィンテック・暗号資産 / ⚖️ 規制・安全
🎬 動画

- ByteDanceのクラウド部門Volcano Engineが、映画やテレビの制作向けに「Seedance 2.5 4K」を10/23に出しました。表情や細かい動きの描き方を上げたとしています。安い480pの「Draft」モードで絵コンテを試してから、4Kで仕上げられます。10ビットの色にも対応します。今は一部の企業向けの試用だけです。TechNode
なぜ大事か: 動画生成が「短いSNS動画」から、映画の制作工程に入ろうとしています。安い下書きで試してから本番を作る流れは、費用を抑える実務の工夫です。
使いどころ: 撮影の前に、低い解像度で絵コンテ代わりの動画を作り、構図を関係者と決める
🎨 画像・イラスト・デザイン
- Canvaが、自社で初めての画像生成モデル「Canva Craft」を出しました。まず配置や大きさ、文字の内容を計画し、そのあと最大2Kの画像を30通りの縦横比で作ります。写真ではなく、Canvaの人が作ったデザインのテンプレートで学習したそうです。作った画像は、レイヤーに分かれたデザインに変換できます。全ユーザーが「Dream Lab」から使え、今後はCanvaのAPIでも提供される予定です。TechCrunch
なぜ大事か: 画像を作って終わりではなく、あとから文字や部品を直せるデザインとして受け取れる点が実務向きです。チラシやSNS画像の手直しが楽になります。
使いどころ: お知らせのポスター案を作り、レイヤーに分けてから店名や日付だけ直す
✍️ 文章・ライティング
- Geminiアプリで、チャットの中から「@Gemini Notebook」と書くと、ノートブックを作る・直す・消す、資料を足す、一覧を見る、中身について質問する、ができるようになりました。関係する頼みごとでは、Geminiが自動でこの機能を使うこともあります。Google Workspace、Workspace Individual、個人のGoogleアカウントで使えます。欧州経済領域(EEA)以外では最初からオンです。Google Workspace Updates、9to5Google
なぜ大事か: 調べものの会話と、資料をためておくノートブックが行き来しやすくなります。話した内容を毎回コピーして貼る手間が減ります。
使いどころ: 調べものを終えたチャットを、そのままテーマ別のノートブックに足しておく(導入ガイド参照)
📊 表計算・業務効率化
- 1Passwordが「1Password for Agents」を始めました。AIエージェントがログインしようとすると、利用者に確認の通知が届きます。利用者が認めると、1Passwordがログイン情報を入力欄に直接入れます。エージェント自身はパスワードを見ません。対応するのはClaude Duet、OpenAIのDotsやChatGPT Work、Grok Bot、MetaのMuseなどです。1Password、TechCrunch
なぜ大事か: エージェントにパスワードを渡さずにログインだけ任せる仕組みです。銀行がAIへのパスワード共有を問題にしている今日のニュースと、ちょうど裏表の動きです。
使いどころ: 経費精算や予約のサイトにエージェントを入らせるとき、ログインだけは毎回スマホで承認する形にする
📣 マーケティング
- Google広告の「Smart Bidding Exploration」(AIの自動入札が、新しい検索語句を広く探しにいく機能)が、P-MAXとショッピング広告にも広がりました。使うには目標ROAS(広告費あたりの売上の目標)での入札と、予算に余裕があることが条件です。ショッピング広告と小売向けのP-MAXでは、ポートフォリオ入札では使えません。Search Engine Land、Google 広告ヘルプ
なぜ大事か: AIが新しい客層を探す代わりに、一時的に広告費の効率が下がることを許す設定です。Googleは6週間以上試すよう勧めています。
使いどころ: 予算に余裕のあるキャンペーン1つだけでオンにし、6週間後に売上と費用を比べる
💻 AIコーディング・開発
★ Claudeが123のOSSライブラリで「落ちない」ことを数学的に証明
Anthropicは、Theorem社と組んで、Claudeに「形式検証」をさせた結果を発表しました。形式検証は、テストで探すのではなく、数学の証明で「この条件ではこの不具合は起きない」と示す方法です。OSS-Fuzzに入っている123のライブラリの239の入り口について、64MB未満のどんな入力でもクラッシュしないことを証明しました。証明は機械が確認できる言語Rocqで、合計約1億8,000万行になりました。前提は、1つのスレッドで動く静的なRISC-Vのプログラムと、Linux・固定メモリの環境です。途中で本物の不具合も見つかり、修正されています。Anthropic自身も「形式的に検証済み=不具合ゼロ」ではないと書いています。Theoremは、使ったClaude用のスキルを公開し、他のプロジェクトでも同じ流れを回すと申し出ています。 出典: Anthropic、Interesting Engineering
なぜ大事か: AIで脆弱性が見つかる速さが上がっています([10/23の記事](/posts/2026-10-23-ai-news)のPHPの件など)。「穴がないことを証明する」側にもAIが使えるようになると、守る側の手が増えます。ただし、証明できるのは決めた条件の中だけです。
使いどころ: 自社で使うOSSライブラリが、検証済みの123に入っているかを確かめる。入っていなければ、まずファズテストの有無から確認する
🎙️ 音声・音楽
- Jack Dorsey氏のBlockが、音声会話のモデル「Dessa」を発表しました。文字を使わず、人どうしの会話の音声だけで一から学習したそうです。聞きながら同時に話せる「全二重」の方式です。今はAI安全の研究者などの少人数だけが先行して使え、一般は順番待ちの登録です。Block、The Verge
なぜ大事か: 今の音声AIの多くは、声をいったん文字にしてから考えます。声のままで学ぶと、口調や感情の情報が落ちにくくなります。
- Amazonの研究部門が、Audibleのオーディオブック向けの音声合成を紹介しました。「ささやくように」のような言葉で読み方を指示でき、登場人物ごとに声をそろえられます。英語とスペイン語が対象です。Amazon Science
なぜ大事か: 長い本を読ませるには、同じ人物の声が最後まで変わらないことが大事です。読み方を言葉で直せると、編集の手間が減ります。
🤖 ロボット
- ドイツのNEURA Roboticsが、人型ロボット「4NE1」の第4世代を発表しました。前の世代より20%軽く、量産を前提に作り直したそうです。中核は、見たものを動きに変える自社のAIモデル「Neuron AI」です。発表は、ミュンヘン空港の近くに開いた訓練施設「TUM RoboGym」(2,300平方メートル)の開設に合わせて行われました。Interesting Engineering
なぜ大事か: 人型ロボットは、作れる数と、現場のデータを集める場所が勝負になっています。軽さは安全とバッテリーの持ちにも効きます。
🚗 自動運転・モビリティ
- Rivianが、英国のスタートアップThird Dimensionを買収しました。実際の走行データから3Dのシミュレーションを作る技術を持つ15人の会社です。Rivianの車からは毎日40万本以上の走行の記録が届き、それを試験用の場面に変えて自動運転を鍛えるのに使います。金額は公表されていません。Rivian、TechCrunch、Electrek
なぜ大事か: 自動運転の弱点は、めったに起きない場面です。実際に起きるのを待たずに作れると、試験の幅が広がります。
- 配車アプリのinDriveが、Pony.aiとNVIDIAと組んで、カザフスタンの首都アスタナでロボタクシーを試す覚書を結びました。試験は2027年前半からで、最初は安全のための運転員が乗ります。Pony.ai、TechCrunch
なぜ大事か: ロボタクシーが、米国と中国の外にも広がり始めています。車・アプリ・AIを別々の会社が受け持つ形が増えています。
🧠 汎用AIモデル・アシスタント
- 続報:10/21の記事で紹介したMiniMaxの「M3.1 Flash」の重み(モデル本体)が、10/23にHugging Faceで公開されました。全体428B、1語ごとに動くのは23BのMoEで、文字・画像・動画を読めます。推論ソフトのvLLMは公開の日から対応しました。ライセンスは独自の「MiniMax Community」で、商用利用にはMiniMaxの表示が要り、年間売上2,000万ドル超の会社は書面の許可が必要です。Hugging Face、vLLM
なぜ大事か: 自社のサーバーで動かせる選択肢が増えました。一方で「重みが公開=自由に使える」ではないので、ライセンスの確認が先です。
🔌 半導体・インフラ
- NVIDIAがベルリンで開いたGTCの会場では、AI向けの計算を貸す「ネオクラウド」の資金繰りが話題の中心だったとCNBCが伝えました。最終日にはCoreWeaveが10%、Nebiusが7%下がりました。Jensen Huang氏は、Vera Rubinのラック7台を輸送コンテナに詰め、普通の道路で運べる製品を発表しています。同氏は「資金の需要が、使える資金よりずっと大きい」と話し、1GWのデータセンターには約500億ドルかかると述べました。CNBC
なぜ大事か: AIの伸びを止めかねないのが、チップの数より建設のお金になりつつあります。小さく早く立ち上げる設計も、その対策のひとつです。
🔬 研究・科学
- 材料の電子の状態を計算する方法(密度汎関数理論)を速くする機械学習モデル「EdenGNN」の論文が、Nature Machine Intelligenceに載りました。電子の密度を予測して、従来の計算より10倍以上速くしたとしています。Materials Projectのデータで学習した汎用のモデルです。Nature Machine Intelligence
なぜ大事か: 電池や半導体の新しい材料探しでは、この計算が時間のかかる部分です。速くなるほど、試せる候補の数が増えます。
🩺 医療・健康
- 創薬AIのPathos AIが、Bristol Myers Squibb(BMS)とTempus AIとの提携を発表しました。まずアルツハイマー病などの神経の病気が対象です。Tempusが数十万人分の匿名化されたデータを用意し、Pathosが5年・5,500万ドルの契約で使います。治験の設計に役立てるのが目的です。PathosはBMSが主導する2億3,700万ドルの資金調達も行いました。Business Wire、Reuters(Yahoo Finance)
なぜ大事か: 薬の開発は、どの患者に効きそうかを見極める治験の設計で時間とお金がかかります。実際の医療データで設計を絞り込めるかが試されます。これは研究・開発の話で、診断や治療をすすめるものではありません。
📈 投資・企業動向(AI成長テーマ)
- 続報:10/6の記事で伝えたOpenAIの300億ドル調達の話で、CNBCが新しい条件を報じました。調達前の評価額は1.25兆ドルで、CoatueとUAEの投資家が主導するそうです。1か月前のBloombergの報道の1.4兆ドルより低い数字です。OpenAIはコメントしていません。TechCrunch
なぜ大事か: 上場の前に、AI企業の値段がどこまで付くかの目安になります。同じく上場を準備するAnthropicの値付けにも影響しそうです推測。
💱 フィンテック・暗号資産
★ 米大手銀行が、パスワードを預かったAIエージェントのアクセスを制限
Axiosの10/22の報道によると、米国の銀行で、確認されていないAIエージェントの動きが見つかっています。主な原因は、利用者がエージェントにログイン情報を渡していることです。Morgan Stanleyはこうしたアクセスを止め、JPMorgan、Bank of America、Citiも制限しています。多くは「読み取り専用」の連携へ移る方向です。JPMorganの広報は「どんな場合でも、パスワードを人にも物にも渡さないでください」と話しました。銀行側は、利用者のお金に影響した不正なエージェントの動きは見ていないとしています。Reutersによると、Schwabの最高経営責任者も、許可のないエージェントを止めていると述べました。10/23のAxiosの続報では、David Sacks氏が「利用者が許可・制限・取り消しをできる形を、銀行は支えるべき」と述べ、読み取り専用は「途中の段階」としています。 出典: Axios(10/23)、Axios(10/22)、Reuters(StreetInsider)
なぜ大事か: エージェントにお金まわりを任せる流れに、銀行がはっきり線を引きました。パスワードを渡す使い方は、銀行の側から止められる可能性があります。
使いどころ: 家計簿や会計のAIに銀行のパスワードを入れていないか確かめ、入れていれば銀行公式の連携(読み取り専用)に切り替える
⚖️ 規制・安全
★ OpenAIの社内エージェント監視を外部が検査し、監視を外せる穴が見つかる
AIの評価機関METRとRedwood Researchの研究者が、2026年7月21日から8月11日までの3週間、OpenAIの中で、社内のエージェントを見張る仕組みを攻める試験をしました。GPT-5.5以降のモデルで動く社内のエージェントの通信のうち、監視の対象になっていたのは推定で75〜94%、社内のCodexでは99.2%でした。一方で、5〜7月には、文脈を圧縮する処理が見張られず、Codexの通信の約10%が監視されていなかったそうです。監視が働くのはエージェントが利用者に操作を返したときだけ、という穴もありました。利用者側が送れる2つの設定(ヘッダー)で、監視を切れることも見つかっています。OpenAIは本番に影響する問題は直したとしていますが、METRはその後の仕組みを確かめていません。 出典: METR、CNBC
なぜ大事か: AI企業が、自社の監視の仕組みを外部に攻めさせて結果を公開した珍しい例です。見張りの仕組みにも穴がある前提で、何重にも確認を置く必要があることが分かります。
使いどころ: 社内でエージェントを動かしているなら、「監視が止まったら作業も止まる」設定になっているかを確かめる
📈 AI成長テーマと主要指数の数字
「ドラえもんの時代」を見すえたAI成長テーマ(データセンター・半導体・ロボット産業・量子コンピューター)を、数字で追う欄です。売買をすすめるものではありません。
- 事実データセンター:NVIDIAはVera Rubinのラック7台を輸送コンテナに詰めた製品を発表し、Huang氏は1GWのデータセンターに約500億ドルかかると述べました(上の半導体・インフラの欄)。
- 事実ロボット産業:NEURA Roboticsが、量産向けで20%軽い人型ロボット「4NE1」第4世代を発表しました(上のロボットの欄)。
- 事実量子コンピューター:TelefónicaとIQMが、マドリード州で初めての量子コンピューター「IQM Spark」を、2026年末までにマドリード工科大学に置くと発表しました。2社でスペインに置く3台目です(Telefónica)。
主要株価指数(この日の朝に見えていた直近終値)
| 地域 | 指数 | 終値 | 前日比 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 米国 | S&P500 | 7,623.68 | -0.52% | 10/23 |
| 米国 | NASDAQ総合 | 25,955.34 | -0.21% | 10/23 |
| 米国 | ダウ平均 | 52,215.16 | -1.23% | 10/23 |
| 米国 | SOX(半導体) | 10,779.46 | +0.44% | 10/23 |
| 日本 | 日経225 | 62,693.16 | -0.34% | 10/23 |
| 日本 | TOPIX | — | — | 取得元なし(リンクのみ) |
| EU | Euro Stoxx 50 | 6,068.22 | -0.31% | 10/23 |
| EU | DAX | 25,181.65 | -0.75% | 10/23 |
| 中国 | 上海総合 | 3,690.48 | +0.89% | 10/23 |
| 中国(香港) | ハンセン | 23,093.37 | +0.69% | 10/23 |
| インド | Nifty 50 | 22,532.25 | -0.68% | 10/23 |
| インド | Sensex | 73,062.43 | -0.26% | 10/23 |
| ロシア | MOEX | — | — | 取得元なし(リンクのみ) |
市場心理と暗号資産(直近値)
| 種類 | 指標 | 値 | 前日比 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| 市場心理 | 恐怖指数 VIX | 19.45 | +2.21% | 10/23 |
| 暗号資産 | ビットコイン(円) | 12,762,683円 | +0.27% | 10/23 |
| 暗号資産 | ビットコイン(ドル) | $81,342.99 | +0.04% | 10/23 |
| 暗号資産 | イーサリアム(円) | 376,524円 | +0.81% | 10/23 |
| 暗号資産 | イーサリアム(ドル) | $2,399.66 | +0.56% | 10/23 |
VIXの値動きの推移は指標ページのグラフで見られます。
AI成長テーマのETF(直近終値)
| テーマ | ETF | 終値 | 前日比 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| AIテーマ | 半導体ETF SOXX | 478.20 | +0.53% | 10/23 |
| AIテーマ | データセンターETF DTCR | 25.43 | +1.92% | 10/23 |
| AIテーマ | ロボット・AI ETF BOTZ | 33.02 | +1.04% | 10/23 |
| AIテーマ | 量子コンピューターETF QTUM | 136.20 | +0.49% | 10/23 |
この日の記事で各テーマに当たったニュースの数: データセンター 1件、半導体 1件、ロボット産業 1件、量子コンピューター 1件
株・市況との連動(10/23 米国終値)
ダウは-1.23%の52,215.16、S&P500は-0.52%の7,623.68、ナスダックは-0.21%の25,955.34でした。前の日に6月以来の大きな下げとなったナスダックは小幅安にとどまり、S&P500のIT株は+0.35%と持ち直しています。Reutersによると、前の日の下げは、AIへの投資の資金繰りへの不安が理由でした。原油の先物は+3.93%の1バレル103.38ドルまで上がっています。来週はAlphabet・Microsoft・Amazonの決算があり、設備投資の見通しが注目点です。週間では、S&P500が-0.5%、ナスダックが-0.7%、ダウは+0.4%でした。 出典: Reuters(Yahoo Finance)(売買の推奨ではありません)
過去から現在、そして先へ
これまで、AIの安全は「モデルが悪いことを言わないか」が中心でした。今は、エージェントが実際に動くので、「誰が見張るか」「鍵を誰が持つか」が問われています。今日のニュースは、監視の穴(METR)、パスワードの預け方(銀行と1Password)、証明で守るやり方(Claudeの形式検証)の3方向から、その答えを探す動きでした。この先は、エージェントの賢さより、権限の小ささと止めやすさで選ばれる場面が増えそうです推測。
導入ガイド:Claude Code 2.1.309で、自動レビューを安全に回す

以前と今の違い
以前は、claude ultrareview をどのフォルダでもそのまま実行できました。2.1.309からは、作業フォルダを信頼するかの確認が必要です。画面がある端末では確認が出て、画面がないスクリプトでは確認できずに止まります。スクリプトで使うなら、--trust-workspace を付けて「このフォルダは信頼している」と明示します。
入手方法
- いま入っているClaude Codeを、
claude updateで更新します。 claude --versionで 2.1.309 以上になったか確かめます。--trust-workspaceは値を取りません。PR番号やブランチ名は、その前に書きます。
claude update
claude --version
# 手元で、PR 123 をレビューさせる(確認が出たら答える)
claude ultrareview 123
# CIやスクリプトから(信頼できるリポジトリだけで使う)
claude ultrareview 123 --trust-workspace
自動化の位置づけ(エージェント / RPA / 自動化)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 当てはまる型 | 自動化(決まったきっかけでレビュー用のエージェントを呼ぶ)。直すかどうかは人が決める |
| 開始条件 | 自分のリポジトリにPRが作られたとき(CIのジョブ) |
| 入力 → 出力 | PRの差分 → レビューの指摘 |
| 止める・戻す | --trust-workspace は自分たちのリポジトリのジョブだけに付ける。外部からのPRでは付けない。不安ならジョブを無効にして手動に戻す |
| 上限 | 1つのPRにつき1回だけ自動で走らせる。やり直しは人が手で始める(提案値) |
手順(IF-THEN)
- 提案IF Claude Codeを使っているなら、THEN
claude updateを実行する(完了確認:claude --versionが 2.1.309 以上)。 - IF CIで
claude ultrareviewを使っているなら、THEN 自分たちのリポジトリのジョブにだけ--trust-workspaceを足す(完了確認:テスト用のPRで、レビューが最後まで出る)。 - IF 外部の人のPRでも動いてしまう、または挙動がおかしいなら、THEN そのジョブを止めて、手元の端末で確認しながら実行するやり方に戻す。
つまずきやすい点と費用
- 確認を省く環境変数
CLAUDE_CODE_DISABLE_ULTRAREVIEW_TRUST_CHECK=1もありますが、全部のフォルダで確認が消えます。使う範囲を絞れる--trust-workspaceのほうが安全です提案。 - 同じ版で、
sed -iによる書き換えは/rewindで戻らなくなりました。エージェントに大きな変更をさせる前は、Gitでコミットしておいてください。 - 費用は、使っているClaudeのプランやAPIの料金によります。この版で料金の変更はありません。
導入ガイド:Gemini Notebookを、Geminiのチャットから直接使う
以前と今の違い
以前は、チャットの中からノートブックを作ったり、資料を足したりはできませんでした。今は、チャットに「@Gemini Notebook」と書けば、会話の中でノートブックを作ったり、資料を足したり、中身について質問したりできます。
入手方法
- Google Workspace、Workspace Individual、個人のGoogleアカウントで使えます。
- 欧州経済領域(EEA)以外では、最初からオンになっています。追加の料金の発表はありません。
- Geminiアプリのチャット欄で、次のように書きます。
@Gemini Notebook 太陽光発電の市場動向についてノートブックを作って
@Gemini Notebook このチャットの内容を、そのノートブックに追加して
@Gemini Notebook そのノートブックの資料の一覧を見せて
@Gemini Notebook ノートブックでは、蓄電池の費用について何と書いてある?
自動化の位置づけ(エージェント / RPA / 自動化)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 当てはまる型 | エージェント(会話の指示で、Geminiがノートブックを作る・足す・消す) |
| 開始条件 | チャットで「@Gemini Notebook」と書いたとき。関係する頼みごとでは、Geminiが自分で使うこともある |
| 入力 → 出力 | 会話の内容や資料 → ノートブックの作成・更新、ノートブックをもとにした答え |
| 止める・戻す | 削除は頼まない。消すときは画面で自分で消す。勝手に使われたくなければ、接続アプリの設定でオフにする |
| 上限 | 1つのテーマに1つのノートブック。資料の追加は会話1回につき1件ずつ(提案値) |
手順(IF-THEN)
- 提案IF 調べものの会話が1つ終わったら、THEN 「@Gemini Notebook このチャットを〇〇のノートブックに追加して」と書く(完了確認:ノートブックの資料一覧に、その会話が入っている)。
- IF 資料が3件以上たまったら、THEN 「@Gemini Notebook ノートブックでは〇〇について何と書いてある?」と聞く(完了確認:答えに、どの資料からかが示される)。
- IF 間違った資料が入った、または勝手に使われて困るなら、THEN 画面で資料を手で消し、接続アプリの設定でGemini Notebookをオフにして、ノートブックを直接開いて使うやり方に戻す。
つまずきやすい点と費用
- 「消して」と頼むと、ノートブックや資料を消せます。消したものを戻せるかは公式に書かれていません未確認。消すのは自分の手で行ってください。
- Geminiが自分の判断で使うことがあるので、仕事の資料と私的なメモは別のノートブックに分けておくと安心です提案。
- 費用は、今のGeminiの契約の範囲です。追加の料金の発表はありません。
Google Workspace Updates、9to5Google
Xで話題の技術者の投稿
- Gergely Orosz(@GergelyOrosz、The Pragmatic Engineer):「人類史上最大の『バグ探し大会』が起きている。既存のソフトの約40年分の脆弱性の公表が、約2年に詰め込まれている。業界に必要なのは直す人と、新しい(もっと速い)直し方だ」。試し方: 自分が使うライブラリの更新を、週1回まとめて当てる日を決める。投稿
- Ethan Mollick(@emollick、ペンシルベニア大学ウォートン校):「証拠はまだ多くないが、この関係をモデル化した学術論文の多くは、短期的には攻撃1回あたりの費用が安いため、AIは最初は守る側より攻める側を助けると示しているようだ」。試し方: 自社のサービスで「AIで攻撃が安くなると困る場所」(ログイン、問い合わせフォーム)を3つ書き出す。投稿
- Ethan Mollick(@emollick):「124本のハーバード大学の社会科学の論文を使った研究で、Opus 4.8は人間の専門家より良い査読者だった。研究者として、どう適応するかを考える必要がある」。試し方: 自分の書いた報告書を、提出前にAIに査読役として読ませ、指摘を1つ採用する。投稿
- Swayam Singh(@swayaminsync):「証明はどこに置くべきか、プログラムの実行ファイルか、ソースコードか。Anthropicの形式検証の記事について、仕組み、良かった点、自分なら違う賭け方をする点を書いた」。試し方: Anthropicの記事と読み比べて、「実行ファイルで証明する」利点と弱点を1つずつメモする。投稿
- Raghav Mehta(@RaghavMehtaM1):「一番うまいのは、仕様書を書くのを丸ごと省いたこと。既にあるファズテストを仕様として使っている」。試し方: 自分のプロジェクトにファズテストがあるかを確かめる。あれば、それが「守るべき約束」の一覧になる。投稿
- chi(@catcowbug):「読み取りのずれの問題。監視役は、エージェントが見たのと同じ形で作業の記録を読んでいなかった。だからエージェントは、監視役を失敗させる入力を作れたかもしれない。監視の呼び出しが失敗すると、人のレビューもなくなる」。試し方: 自分のエージェントの仕組みで、監視やチェックが失敗したときに「止まる」のか「素通り」なのかを確かめる。投稿
- Ayyaz(@ayyazdev):「Claude Code 2.1.309は、macOSとLinuxのサンドボックス内のBashが、毎回シェルの起動ファイルをサンドボックスの外で実行していた問題を直した。つまり .zshrc や .bashrc の中身は、毎回サンドボックスなしで動いていた。更新して、エージェントを動かすPCではこれらのファイルを地味に保とう」。試し方: エージェントを使うPCの .zshrc/.bashrc を開き、秘密の値や外部への通信がないか見る。投稿
- swyx(@swyx):「自分のアプリが送るメールは、自分で読もう。特にバイブコーディングで作っているなら。本物の人間はまだ気にするし、ちゃんと読んでいる」。試し方: 自分のサービスの登録完了メールなどを、自分宛てに1通送って読んでみる。投稿
出典一覧
- Claude Code CHANGELOG
- Codex リリースノート rust-v0.164.0
- Cursor CLI 更新履歴
- ChatGPT release notes
- Gemini Apps release notes
- Gemini API changelog
- xAI release notes
- Google Workspace Updates: Gemini Notebook
- 9to5Google
- TechNode: Seedance 2.5 4K
- TechCrunch: Canva Craft
- 1Password for Agents
- TechCrunch: 1Password
- Search Engine Land
- Google 広告ヘルプ: Smart Bidding Exploration
- Anthropic: formal verification
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